転院して2日目の朝、なんだか変な感覚。そう、熱が平熱に戻り、突然体調がよくなりました。
(前回のお話)
第9話 移動した病院で新たな治療 相変わらずの熱と頭痛移動してきた病院は4人部屋、うち3つのベッドを使っているので実質3人部屋。他の2人は看護師さんとのやりとりを聞く限り、私より重いようでした。アビガンを投与する話も出ていました。
変な表現ですが、まるでいつもの自分に戻ったみたい。このことが不思議に思えるから、今までは相当きつかったのだと思います。
実際にこれまでの1週間を考えれば、この状態が信じられなくもあり、またいつ熱が急上昇するのかという不安もありました。
しかし本来の自分の体調を感じられるのは、本当に心から喜べました。
そしてこの状態は3日間続きました。もしかしたら治ったのか、淡い期待を看護師さんを通じて聞いてみました。
しかし先生からは「今は薬の効果もあると思う。投与が終わってから72時間何もなければ退院」と最短のスケジュールはまだ1週間も先であると。体調は戻っているだけに、まだまだ経過を見るということはショックでした。
ただ、友人からは「そんなもん」とLINEでメッセージが届き、少し気が楽になりました。
最初に私と同部屋にいた2人は、私よりも症状は悪かったです。
それぞれ別室に移っていきました。同じコロナでも症状はそれぞれだと、改めて思いました。
数日間しばし一人部屋でしたが、すぐに別の患者さんが入ってきました。コロナは毎日増え続けていると実感しました。そのことを他人事のように言えるほど、自身は回復しました。
(次回に続く)

第11話 コロナ隔離入院の生活 病室内で過ごす24時間
新型コロナウイルスに限ったことではないのかもしれませんが、隔離入院はどう考えても特殊環境です。
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