新型コロナウイルスの感染拡大が始まったのは2020年、自身が感染した「異常な」体験を書き残しておきたいと思い、入院中の病室からこのブログをスタートさせました。あれから約2年半経った今、そろそろ区切りをつけないと思い、このブログの「最終回」を書いています。
2020年のコロナ感染者は罪人扱いだった
私は2020年の11月に新型コロナウイルス(以下コロナ)に感染しました。あの時は発表されていた感染者の数はまだ少なく、感染者は罪人のように扱われ、負い目と恥ずかしさを一身に背負って過ごしました。
私は「これは絶対におかしい」と強い不満を持って、このブログを書き始めました。
今はコロナに感染しても、特に大騒ぎする人もいません。コロナがどういう病気なのか、よくわかってきたからです。感染しても重症か、そして死に至る人は限られているということも。
皆さんは当初から今日までの「コロナ騒動」の経過、覚えていますか?
2020年の感染拡大が始まった当初は感染者の自殺、夜逃げのような引越しなどが相次ぎました。何故そこまで感染者を追い込む必要があったのでしょう。
地方都市では東京のナンバーの車は傷付けられたり、帰省者がいる家のドアには「早く帰れ」などと醜いメモが貼られたりしました。
トラックドライバーの親が仕事で東京に行ったという理由だけで、学校から子供の行事への参加を拒否された四国発のニュースもありました。
偏った支援、政策、そしてモラルの欠如
政府の政策もひどいものばかりでした。
言うまでもない史上に残る愚策「アベノマスク」、あの無駄なお金は全て税金です。請け負った業者もよくわかりませんでした。不良品も大量発生、その検品や処理にも多額の税金が使われました。
そして飲食店や旅行業など、一部の業種への手厚い支援は、多くの国民の不信感を増幅させました。生活の支援が必要な人は外食や旅行などいけません。飲食店のオーナーの中には支援金は日頃の売り上げより多く、車を買った人もいたそうです。
老害も顕在化しました。
マスク不足時にドラッグストアに朝から並んだその多くは転売目的かお年寄りでした。
休校で暇を持て余している子供が公園で遊んでいると、通報をするのもお年寄りでした。
また昼からグループでカラオケで盛り上がった結果、クラスターを発生させていたのも老人たちでした。
高齢化社会が急速に進む日本で今、老人たちのモラルが問われています。
医者も所詮商売、正義ではない
コロナで一番儲かったのは病院かもしれません。
政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長、よくテレビに出ていました。もっともらしいことを言っていましたが、私はあまり信用していませんでした。
そして尾身茂会長が理事長を務める地域医療機能推進機構(JCHO)で、コロナ対策などで給付された300億円以上の補助金で収益を大幅に増やす一方で、有価証券の運用も130億円増加させたという報道・・・。
国の補助金事業で医療機関の収支が大きく改善、会計検査院が検査対象した269医療機関の平均収支額は感染拡大前の2019年度は約4億円の赤字が、感染拡大後の21年度は約7億円の黒字になったそうです・・・。補助金を受けながら、患者の受け入れ要請を断っていたケースも明らかに・・・
私はコロナをきっかけに医者を信用するのをやめました。
馬鹿げた騒動は「オールドメディア」も原因の1つ
私はコロナの馬鹿げた騒動を誘引した1つの要因は「オールドメディア」と呼ばれるテレビ、新聞の報道だったと感じました。
ワイドショーでのコメンテイターの無責任で偏った発言、危機感を煽る極端な発言、そして「ブーム」がさるといつの間にか「専門家」たちは姿を消していきました。あの時の無責任な発言を検証することもなく。
「マスクが、トイレットペーパーが店頭から姿を消しました!」と一部の店舗のからの売り場を映し、不安を煽ったのもテレビです。
医師会の発言をいかにも医療全体の意見のように紹介していたのも、ワクチン接種がが始まった時にその副作用ばかりに焦点を当てていたのも、テレビの情報番組でした。
不安を煽り話題作りをして視聴率を稼いでいたのでしょう。
私たちは試され、学んだ
テレビなどの情報は一方通行、印象操作は簡単です。お年寄りは鵜呑みにしてしまいますが、現役世代以下、特に若い人たちは今回の一連の報道を通じて気がついたようです。
世の中で起きていることの真実を知るためには、様々な情報を取捨選択し、自身で判断しなくてはいけないということを。
多くの関心はコロナからロシア-ウクライナに移った今も、私たちは一方的な報道を受け止め判断することなく、情報の取捨選択を的確に行い、正しい判断力を身につけることが大切だと思います。
コロナの数々の馬鹿げた騒動を通じて、私たちは試され、学んだのです。
テレビも新聞もジャーナリズムの本来の役割を終えたのかもしれません。さらば、オールドメディア!

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