スタートは欧米に比べ大きく出遅れましたが、日本でもワクチン接種はかなり進みました。そのおかげでコロナに対しての意識が、感染拡大が始まった当初よりも落ち着いてきたように思います。
人類にとって未知なる感染症の治療を実際に経験した者として、本当に良かったと心から思います。
しかしワクチン接種が始まった頃のマスコミはどうだったでしょう。
テレビは当初、ワクチンのネガティブな部分に焦点を当てて番組を作っていたように思います。
全ての薬には必ず副作用があるように、ワクチンにも副反応があって当然です。
要はその数か多いのか、重篤な症状なのか、ということが問題です。
ワクチン接種が始まった頃は、じんましんや悪寒の副作用でも大騒ぎしていました。
メディアはそうするべきだったのでしょうか?私はそうは思いません。
これだけ世界中の人が苦しんできた新型コロナウイルスに、ようやく終焉の可能性が見出せたわけですから。
もちろん副反応についての情報や知識は必要ですが、情報番組におけるコロナ禍での一連の報道のように、ごく一部の反応を大きく取り上げ、話題性や視聴率を優先することはやめて欲しいです。
今はネットもありますから視聴者にはわかっていますし、もう誰もマスコミを信用しなくなります。

「失うものがある人」と「ない人」ではコロナ感染の負い目は全然違う
(以下はコロナから回復して約5ヶ月が経った2021年春に書いたものです)
コロナ感染から退院して5ヶ月が経ち、当時を少しずつ振り返るようになりました。家族や職場に迷惑をかけてしまい、「今すぐ消えていなくなってしまいたい」と負い目を感じてど...
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