コロナ感染者への差別・嫌がらせは「親切な日本人」の本性?

コロナ治療の本音

コロナ禍は様々な人間模様、格差を浮かび上がらせたと思います。これまで「日本に生まれてよかった」「他国と比べて日本は素晴らしい」と誇りに思っていた人も、少し考えが変わったのではないでしょうか。私もその一人です。



コロナ感染が始まった2020年、拡大といっても人口比でいうとまだ感染者の割合は低く、特に地方都市では感染者を見る目はかなり厳しいものがありました。感染していなくても、東京などからの帰省は許せない雰囲気がありました。

近所で「あの家の大学生の息子さんが東京から帰省した」と誰かに伝われば、町内中の噂になったりします。「早く帰れ」などと張り紙が貼られたりもしたようです。

その家族は近所に買い物に行っても、お店の人は売ってくれないそうです。

地方ではよくある話だそうです。これが一見親切そうに見えて実は閉鎖的な日本人の本質なのだと思います。

私もコロナから退院してからは1ヶ月くらい、大人しくしていました。家族からも「できるだけ家から出ないよう」お願いされました。

一度ゴミ出しの時に同じマンションの人に会い挨拶しましたが、何も言わず私を避けるように、目を合わせないようにして横をすり抜けて行きました。

そして2022年、感染者数は2年前とはくらべものにならないくらい増えています。もう誰がなってもおかしくない、そんな雰囲気です。重症か、死者はそれほど多くないこともわかってきました。

2020年に私たちが受けた差別やあからさまな嫌がらせはなんだったのでしょう。きっとあれが日本人の本質なのだと思い、私も日本人としての誇り、特別な想いを感じることはなくなりました。そして以下のように思うようになりました。

「陰湿ないじめや差別は日本の伝統的な生活習慣の1つかもしれません!」

コロナ禍で進んだ地元志向に大賛成 東京一極集中から脱却するチャンス
新規感染者数が日々増えていた時、非常事態宣言が多くの都道府県で発出されました。

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